「介護タクシーって、要介護認定がないと使えないんですよね?」
実は、そう思われている方は少なくありません。
結論からお伝えすると、
福祉ハイヤーは介護保険適用外のサービスです。
そのため、要介護認定がなくても利用でき、費用は全額自己負担となります。
- まだ介護認定を受けていない
- 退院直後だけ移動に困っている
- 一時的に歩行が不安
- ご家族だけでは通院介助が難しい
このようなケースでも、福祉ハイヤーへご相談いただくことがあります。
福祉や介護の制度は少し複雑で、
- 要介護認定
- 介護保険
- 身体障害者手帳
- 障害者割引
などが、混ざってわかりにくくなりやすいんですよね。
この記事では、
「要介護認定がなくても利用できるの?」
「介護保険とどう違うの?」
「障害者手帳があれば割引になるの?」
という疑問について、福祉ハイヤーの現場目線で、わかりやすくご説明します。
福祉ハイヤーは、介護保険適用外のサービスです
まず大切なのは、
「福祉ハイヤー=介護保険サービスだけではない」
という点です。
介護保険が適用される介護タクシー(訪問介護の「通院等乗降介助」)の場合は、要介護1以上の認定が必要で、ケアマネージャーによるケアプランへの記載も求められます。
一方、福祉ハイヤー(介護タクシー)は介護保険を使わないサービスのため、要介護認定は不要で、費用は全額自己負担となります。
その代わり、
- 通院
- 退院
- 一時的な歩行不安
- 車いす移動
- ご家族だけでの介助が難しいケース
など、”移動に困っている”場面であれば、介護認定の有無にかかわらずご相談いただけます。
ところが「まだ介護認定がないから無理だと思っていた」という声も少なくありません。
「まだそこまでじゃないし…」と遠慮される方も多いです
実際には、
- 骨折後で一時的に歩行が不安
- 退院直後で体力が落ちている
- 冬道の通院が心配
- 長距離歩行で息切れする
- ご家族が介助できない
という理由でご相談いただくケースがあります。
また、「まだ介護認定の申請前だけど、移動が不安」という段階でのお問い合わせもあります。
特に北海道の冬は、
- 雪道
- 凍結
- 寒さ
- 長距離歩行
などで、普段より移動負担が大きくなります。
「歩けないわけではないけど不安」という段階でも、転倒防止の観点からまずはご相談いただいて大丈夫です。

障害者割引について– 介護保険・身体障害者手帳は、実は別の制度です –
ここは、かなり混乱されやすい部分です。
実際の現場でも、
「障害者手帳あります」
と言って、介護保険被保険者証を提示される方もいらっしゃいます。
でも、これは珍しいことではありません。
制度が複雑で、一般の方からすると全部「福祉っぽい書類」に見えやすいんですよね。
簡単に整理すると、
| 制度 | 主な内容 |
|---|---|
| 介護保険被保険者証 | 介護保険サービス利用に関係 デイサービスや福祉用具のレンタルなどで割引 |
| 身体障害者手帳 | 障害者福祉サービスや公共交通機関などの運賃が割引となる制度 |
という違いがあります。
それぞれ目的が異なる制度のため、「どれを持っていればどのサービスが使えるか」は制度ごとに確認が必要です。
【コラム】福祉ハイヤーの障害者割引、実は事業者が自己負担しています
身体障害者手帳をお持ちの方が交通機関を利用する際、割引が適用されることがあります。
あまり知られていないのですが、福祉ハイヤーの場合、この割引はは事業者が自ら負担しているケースがほとんどです。国や自治体から補填されるわけではありません。
それでも「移動のハードルを少しでも下げたい」という思いから、多くの事業者が続けています。
制度の裏側にそんな事情が あるのです。
※交通機関によって仕組みは異なります。
福祉ハイヤーは、介護保険適用外・要介護認定不要のサービスです
福祉ハイヤーは介護保険適用外のサービスのため、要介護認定がなくても利用できます。費用は全額自己負担となりますが、利用目的や介護認定の有無を問わず、幅広い場面でご利用いただけます。
私たちYoursでも、
- 退院時の移動
- 一時的な歩行不安
- 通院介助
- 車いすでの移動
- ご家族だけでの介助が難しいケース
など、状態に応じてご相談いただいています。
無理に歩かせたり、急がせたりするのではなく、「今の状態で、どう移動するのが安心か」を一緒に考えることを大切にしています。

介護保険や介護認定について、もう少し詳しく知りたい方へ
「介護保険って結局どういう制度なの?」
「介護認定はどこから申請するの?」
という方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
【関連記事①】介護認定とは?|要支援・要介護の違いから申請の流れまでわかりやすく解説
介護認定とは何か、要支援と要介護の違い、申請の流れについて、生活目線でわかりやすく解説した記事です。
「まだ早いかも」と感じている方や、介護認定の基本を知りたい方におすすめの記事です。

【関連記事②】介護保険でできること・できないこと|保険外サービスとの違いをわかりやすく解説
介護認定を受けると何が使えるのか、旅行やお墓参りは対応できるのか、保険外サービスとの違いは何かについて解説した記事です。
「介護保険の範囲がよくわからない」という方でも読みやすい内容になっています。

「利用していいのかな?」という段階から、ご相談ください
「まだ介護認定がないから…」
「この程度で相談していいのかな…」
そう感じる段階でも大丈夫です。
制度は少し複雑ですが、”移動に困っている”ということ自体が、ご相談のきっかけになります。
福祉ハイヤー(介護タクシー)は、「介護認定がある人だけのもの」ではありません。
まずは、「利用できるのかな?」という段階から、お気軽にご相談ください。



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