はじめに
寝たきりになると、
“もう病院へ連れて行けない”
と感じてしまうご家族は少なくありません。
特に、
- 起き上がれない
- 歩けない
- 医療機器を使っている
- 体勢保持が難しい
- 家族だけでは介助できない
という状態になると、
最初は、「どうやって病院へ連れて行こう」と考えていたはずが、
少しずつ「もう無理かもしれない」へ変わっていく。
実際、寝たきり状態になると、通院や外出そのものを諦め始めるご家族も少なくありません。
ですが、寝たきりでも移動できる方法はあります。
大切なのは、“無理に動かすこと”ではなく、その方の状態や家の環境に合わせて、方法を一緒に考えることです。
今回は、寝たきりの方が移動する方法や、ご家族が不安に感じやすいポイントについて、民間救急・患者搬送サービス「Yours」の実際の対応も含めて、わかりやすくご紹介します。

「もう外出できない」と感じる家族は多い
寝たきり状態になると、ご本人だけでなく、ご家族側も強い不安を抱えがちです。
- 移動中に呼吸が苦しくなったらどうしよう
- 体を支えきれず、転落させてしまったら…
- 家族だけでは介助できない
- 病院まで連れて行く手段がわからない
このような不安から、「救急車を呼ぶしかない」「もう外出は無理かもしれない」と思い込んでしまうご家族は少なくありません。
また、介助のたびにご家族が腰を痛めてしまうケースや、北海道特有の厳しい冬(凍結路面・積雪による動線の悪化・長距離通院)が追い打ちをかけることもあります。
「病院へ行くだけ」で、ご本人もご家族も大きく疲弊してしまうケースがあります。
だからこそ、「もう家から出られない」と思い込んでしまう方も少なくありません。
ですが実際には、状態に合わせて移動方法を考えることで、通院や外出が可能になるケースはたくさんあります。
大切なのは「無理に動かすこと」ではなく、その方の状態や住環境に合わせて、一緒に方法を考えることです。
寝たきりの方が使える3つの移動手段
寝たきりの方の移動では、
- ストレッチャー
- 担架
- フルリクライニング車いす
などを使いながら、
状態に合った方法を考えていきます。
大切なのは、「無理に座らせる」「とにかく動かす」ではありません。
例えば、
- 呼吸が苦しくならないか
- 痛みが強くならないか
- 疲労が大きくないか
- 不安が強くなっていないか
なども確認しながら、負担の少ない方法を考えていきます。
「移動=身体に無理をさせる」と思っているご家族は多いですが、
状態に合わせて方法を調整することで、安全に移動できるケースもあります。
1. ストレッチャー搬送
体を起こすと血圧が下がってしまうなど、起き上がることが難しく、寝たままの姿勢での移動が必要な方に対応します。
一般的な移動の流れ
- ベッド上で体調・体位・医療機器の状態を確認
- スタッフがベッドからストレッチャーへ移乗をサポート
- 車両へ乗車・固定
- 病院・施設へ搬送
移乗時には、呼吸状態・痛みの有無・疲労感・医療機器の接続状況などを確認しながら進めます。「無理に体を起こされるのでは」と心配されるご家族もいますが、状態に応じて姿勢を調整しながら対応しますのでご安心ください。

2. 担架を使った搬送
ご家族が特に諦めやすいのが、「家の構造」の問題です。
ストレッチャーが入りにくい住環境——廊下が狭い、急な階段がある、曲がり角が多い——といった場合です。
ここで、「やっぱり無理だ…」となってしまうケースは少なくありません。
ですが実際には、
- 担架を使う
- 介助スタッフの人数を増やす
- 動線を調整する
- 道具を変更する
など、家の環境に合わせて方法を考えることがあります。
「ストレッチャーが入らない=移動できない」とは限りません。
住環境に合わせた工夫が可能です。
特に、次のような住居にお住まいの方からご相談をいただくことが多いです。
- アパートの2階以上
- 廊下や玄関が狭い昔ながらの住宅
- エレベーターのない集合住宅
まずはご相談いただき、住環境を確認させていただくことが第一歩です。
大切なのは、最初から諦めてしまわないことです。

!!!LINK:退院時搬送について!!!
3. フルリクライニング車いす
「寝たままでないと移動できない」と思い込んでいた方が、フルリクライニング車いすを使うことで安全に移動できるケースがあります。
フルリクライニング車いすは、
- 背もたれを限りなく倒した姿勢(ほぼ水平)に調整できる
- ストレッチャーと比べて動線を確保しやすく、狭い住環境に対応しやすい
- 背もたれや足の角度を細かく調整できるため、呼吸状態や痛みに合わせた姿勢をとれる
という特徴があります。
無理に「座らせる」わけではなく、呼吸状態・疲労感・身体への負担を確認しながら、その方に合った角度・姿勢で移動します。
時にはクッションやバスタオルなどを使用して適切なポジショニングにします。
「こういう方法もあるんですね」と安心されるご家族も多くいらっしゃいます。

!!!LINK:ストレッチャー移動が必要な人の判断基準!!!
よくあるご不安と対応
家が狭くて移動できないのでは?
廊下が狭い・段差が多い・2階建てなど、住環境の問題でご相談をためらわれる方は多いです。しかし、担架への切り替えやスタッフの人数調整、事前の動線確認などで対応できるケースがほとんどです。「うちは無理だろう」という考えに縛られずに、一度ご相談ください。
医療機器を使っているけど大丈夫?
酸素療法や点滴や酸素など、医療機器を使用している方の搬送にも対応しています。移動前・移動中の機器の状態確認も含めてサポートします。詳しい状況はお問い合わせ時にお伝えください。
北海道の冬は外出が危険では?
凍結路面や積雪による転倒リスクは、私たちも十分に理解しています。冬季の搬送では、車両の駐車位置や経路の安全確認を含めて対応しています。天候が厳しい日の搬送についても、まずはご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
搬送費用は、移動距離・スタッフの人数・使用する機材などによって異なります。事前にお見積りをお伝えしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
福祉ハイヤー Yoursが大切にしていること
Yoursでは、単に「目的地まで運ぶ」ことだけでは十分ではないと考えています。
例えば、
- 呼吸が苦しくなっていないか
- 痛みが出ていないか
- 不安や疲労が強くなっていないか
- 声かけが必要なタイミング
など、細かな配慮が必要になります。
また、認知症のある方の場合、環境変化そのものが混乱や不安につながることがあります。
そのため、移動前からの丁寧な声かけや、ご家族との情報共有を大切にしています。
だからこそYoursでは、
「どう運ぶか」だけでなく、「どうすれば安心して移動できるか」を大切にしています。

まとめ|諦める前に、一度ご相談ください
寝たきり状態でも、次のような移動手段があります。
| 方法 | こんな方に向いています |
|---|---|
| ストレッチャー搬送 | 寝たままの姿勢が必要な方 |
| 担架搬送 | 住環境が狭い・階段がある方 |
| フルリクライニング車いす | 体勢の調整が必要な方 |
寝たきりになると、「もう病院へ行けない」「外出は無理」と思ってしまうご家族は少なくありません。
ですが実際には、お身体の状態や家の環境に合わせて、移動方法を考えられるケースがあります。
- 寝たきり
- 通院困難
- 医療機器使用中
- 階段あり
- 狭い住宅
「こんな状態でも相談していいのかな」という段階でも大丈夫です。
実際、そうしたご相談は少なくありません。
ご家族だけで抱え込まず、まずは方法を一緒に考えるところからでも構いません。
「もう外出は無理かもしれない」
と思った段階でも、状態や環境によっては、移動できる方法が見つかることは少なくありません。
寝たきりでも「行きたい場所へ行くこと」を諦めなくて大丈夫です。
Yoursでは、状態や住環境を確認したうえで、一緒に方法を考えます。
まずはお気軽にご連絡ください。
民間救急・患者搬送サービス 福祉ハイヤー Yours(ユアーズ)
📞 080-1295-7177
🌐 https://yours-taxi.com
対応エリア:北海道(函館市・北斗市・七飯町近郊エリアほか)
受付時間:[年中無休 24時間対応]
※搬送に際しては、事前にかかりつけ医や担当ケアマネージャーへのご確認をお勧めする場合があります。詳しくはお問い合わせ時にご案内します。




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